SUSTAINABILITY
GOODNEWSのサステナビリティ
GOOD LINKS, GOOD LIFE.
私たちに関わるみんなが幸せでい続けられるように、会社としてのサステナビリティー(持続可能性)を考え、行動していっています。
このページでは、そのために大事にしたいことや、目標と現状について、数字(KPI)を毎年更新しながらお知らせしています。
2025年中に
環境省の「自然共生サイト」に申請
直近の目標として、那須にあるGOOD NEWSの施設に隣接している森を「自然共生サイト」に登録することを目標としています。
「自然共生サイト」とは、2030年までに生物多様性の損失を止め、回復させるという目標(ネイチャーポジティブ)に向けて、世界各国が取り組んでいる枠組みで、民間の取組によって生物多様性の保全が図られている区域を国が認定したエリアのことです。日本では環境省が認定しており、認定されると国際データベースにも登録されます。
GOOD NEWS は那須の森の中に、自然から土地をお借りして事業を営ませてもらっています。その土地に対して、少しでもポジティブな影響を生むことができるよう、できることから調査と保全に取り組んできましたが、今後の継続的な取り組みの基盤として、「自然共生サイト」に申請したいと考えています。
また、調査や保全にあたっては、お客様にも楽しんで参加していただけるワークショップとして企画し、お菓子をきっかけに、幅広い世代の方に実際に関わっていただきながら、持続的に保全していける基礎をつくっていきたいと考えています。
大切にしていること2023年7月〜2024年6月の実績
1.「価値」に変える
何かが捨てられてしまったり、逆に活かされたりするのは、発想やつながり次第ではないかと考えています。
そんな想いのもと、バターをつくる際にどうしてもできてしまうスキムミルクや、チーズをつくる際にできるホエイ等を活用したお菓子づくりを進めてきました。
皆さんの応援のおかげでこの1年間は
スキムミルク:一年前に比べて2.23倍の量をレスキュー、連携工房数も1つ増加
ホエイ:一年前に比べて2.03倍の量をレスキュー、連携工房数も倍増
となり、レスキューによる生産者さんの収入も倍にすることができました。
「Good Links, Good Life」- これを会社の原点として、これからも大切にしていきます。
2.GOOD LINKSな働き方
一緒に働く仲間がいるからこそ会社は成り立ちます。そこで、「会社を自分の大切な人におすすめできるか?」というシンプルだけどリアルな指標を測るところから、自分たちの働く環境を、自分たちの手で改善していきたいと考えています。
2024年の「職場のおすすめ度合い」のスコアは「5.40」でした。昨年の「5.62」に比べると少しだけ低くなってしまいました。個別の部門や店舗で見ると数字が良くなっているところもあるのですが、この数字をみんなで共有しながらディスカッションをしていきたいと考えています。
また、昨年の調査で課題と感じた工場の皆さんの学ぶ機会に関しては今年から少しずつ取り組み始めています。まだ数字という意味では結果につながっていませんが、ここは引き続き取り組んで参ります。
就労支援施設でもあるGOOD NEWSの工場。新法人の設立に伴い、現在は暫定期間中のため、来年度に更新されたスコアをここでも報告させてもらいたいと考えています(旧法人では155でしたが、暫定期間中は105が上限になります)。
また、一部の工場では東京都のソーシャルファームの予備認証をいただいており、本認証をいただけるように準備を進めています。
3.サステナブルアクション
何か事業を行ったり、活動を行っていくことは、身の回りの社会や環境にも影響を与えることです。
その影響を、なるべくマイナスを減らして、ポジティブなものを増やしていくことができないかと、GOOD NEWS公式アプリを通じた売上と、オンラインショップの売上の1%をサステナブルポイント(1stp=1円)と呼び、持続可能なあり方に向けて、自分たちで学び実践していくことに投資していっています。
これまでにもコンポストで施設の生ごみを堆肥化して、ハーブガーデンに活用したり、森の保全などに取り組んできましたが、新たな取り組みとして、GOOD NEWSの森で、お菓子作りの原点である酪農にスタッフもお客様も触れ合えるよう、『森林ノ牧場』で生まれた2頭のオス牛を迎え入れました。
2頭はそれぞれ『いとこ』と『ブラウン』という名前で、毎日スタッフがシフト制でお世話をしてくれています。彼らが来てくれて、パッと森が明るくなったような気がしているのは、気のせいでしょうか。
また、昨年までの活動は企画チームや店舗スタッフが中心だったのですが、直近の一年では忙しい工場チームもシフトを融通して参加してもらったり、東京の店舗チームからも参加してもらえるようになってきています。