2023.01.09

ボサ置きと、ベリーのための土づくり（サステナブルポイント活用レポート 12月号）

皆さん、明けましておめでとうございます。GOOD NEWSの田中です。皆さんはどんな年末年始をお過ごしでしたか。実は那須は帰省の影響もあって、年末年始はお客様も多く忙しい時期。GOOD NEWSや関連のお店もほとんど休みなく走ってきました。

去年はGOOD NEWS NEIGHBORS & DAIRYのOPENがあり、あっという間に時が過ぎていきましたが、今年はさらに根を張りながら、いろんな“GOOD NEWS”をお届けできるようにみんなで取り組んでいきますので、引き続きよろしくお願い致します。

INDEX

今月のサステナブルポイント報告

さて、まずは新年一発目のポイント報告をさせていただきます！

12月は、

　会員売上の1%　151,456spt

　リユースカップからのポイント　4,000spt

　合計155,456spt　*spt=サステナブルポイント

となりました。今月もたくさんの方にご支援いただき、ありがとうございます。

*会員売上の1%：公式アプリの会員証をかざしてお買い物いただいた金額の1%

*リユースカップからのポイント：1000円のデポジットをいただいて、返却されなかった場合は1000円から制作原価を引いた差額を新たなポイントとして循環させてもらっています

12月の休館日（森の木曜日と呼んでいます）は、森の斜面を改善する「ボサ置き」という作業（詳しくは後述）と、ベリー類を植えたいと思っている場所の土壌改良を行いました。

なかなか聞きなれない言葉だと思うのですが、森の斜面を改善して、少しずつ環境を改善していく手法のことを「ボサ置き」と言うそうです。

何度かいろんな記事の中で紹介しているのですが、環境改善、環境再生を専門にやっていらっしゃる「地球守」さんというNPOがあります。そちらのYoutubeチャンネル「ボサ置き」について詳しく解説されていて、私たちも勉強をしながら、手探りで実践していってい流ところです。

GOOD NEWSでも建築による森への負荷などもあると思うのですが、気付いたところから、自分たちの手で改善していけるように、毎月の休館日や朝の清掃の時間を活用して取り組んでいっています。

森の中の斜面をみると、水が流れて落ち葉や枝が縦になっていたり、土が露出してしまっているところがあります。

場所のめぼしをつけたら剪定しておいた枝を運びます。

枝を置き、段を切りながら（斜面に水平面をつくりながら）、枝を絡ませていきます。

落ち葉も絡ませながら、手で押しても動かなくなるまで枝を差し込んでいきます。

うまく置けていないと、せっかく作ったものが雨で流されてしまうので、みんなで『絶対見に来よう』と。手を入れると少しずつ愛着も深まって行きますね。これからは雨の度にみんなで森に入って確認することになりそうです（笑）

また、11月に作業をしたハーブガーデンの横には、ブルーベリーなどのベリー類を植えられたらと思っています。季節になったら、散策ついでに、ブルーベリーをひとつまみ。そんな風になったらいいなと、まずは小さな区画に落ち葉をすき込んで土壌改良を行いました。

ひょっとすると、先に森の動物たちに食べられてしまうかもしれませんが笑、うまく収穫までいけるでしょうか・・・！

こちらも何度もご紹介してしまっているのですが、より詳しく知りたいという方には「よくわかる土中環境」という本がおすすめです。身近で取り組めて、それが土の中で周りの環境全体とどう繋がっているのかを、わかりやすく具体的に解説してくれています。

昨年の7月に施設がOPENしてから、毎月第二木曜日を「森の木曜日」としてみんなで作業をしてきましたが（*8月を除く）、1月から4月は第二木曜日を使って、新しい学びを得るための視察や、GOOD NEWSのサステナビリティを考える連続ワークショップを企画しています。

特にワークショップは、今後にとって、とても大切になるのではないかと感じているので、また定期的にレポートさせてください。

イベントチームも立ち上がったので、今まで自分たちでやってきたことを、皆さんとも一緒に体験できるようなイベントもやっていけたらと考えています。

まだまだ寒い日が続きますので、GOOD NEWSにお越しの際は暖かくしていらしてくださいね（冬は時々雪が降ることもありますので、1月〜3月までの間は事前にこちらの記事をご確認いただくのがおすすめです）

今年も一年間、よろしくお願い致します。

写真_松永卓也 (GOOD NEWS), 田中佑資 (Farmers Market Inc.)
テキスト_田中佑資 (Farmers Market Inc.)