【生産者研修 第1弾】「国産バナナ農園ラフファーム」さん
先日、第二木曜日の定休日を利用して、バターのいとこカフェスタッフとともに生産者研修に行って参りました!
今回は、バターのいとこ那須限定バナナ味に使用している『とちおとこ』を栽培しているラフファームさんの元へお伺いしました🍌
ラフファームさんについて
ラフファームさんは栃木県真岡(もおか)市で、農薬不使用のバナナ栽培を行っています。
もともとバナナが好きな代表の豊田さん。あるとき愛知県のバナナ農家さんに出会い、日本でも美味しいバナナを作ることができると知ったことをきっかけにバナナ栽培を始められたそうです!
バナナ栽培の国内事例が少ない中、試行錯誤を繰り返しながら現在は1,000株ほどのバナナを育てています!
「地域活性化に繋がる名産品をつくりたい」と、真岡市出身の3人組みが地元への思いも込めてバナナを育てています✨
研修内容
❶バナナを栽培しているハウスを見学
ビニールハウスの中に一歩足を踏み入れると、そこにはたくさんのバナナが!
なかなか見ることのできない光景にスタッフたちも大興奮!
また、「バナナは木ではなく、大きな草なんですよ」と教えていただき、知らないことだらけのバナナの世界に魅了されました。
❷バナナの栽培ついてヒアリング
育てているバナナの品種は「三尺バナナ」という小ぶりで味が濃いのが特徴!
確かに、ラフファームさんのバナナは1本だけでも濃厚な香りがするんです✨
ハウス栽培なので夏から冬まで約1年間収穫しています。
一番暑い時期だとハウス内は50℃近くなることもあるそう。
(当日みんな汗だくでした😂💦)
夏場は2~3ヵ月、冬場は半年かけて実をつけます。
実は、冬場のバナナの方がじっくり熟すので味が濃くおいしいバナナになります🍌
というのも、寒暖差によってより甘いバナナができるため、標高の高い産地のバナナが美味しく高値で販売されているそうです!
バナナの株は連作障害がなく、収穫後は株を根本から切り倒して、その切り株周辺から新しい株が生えてきます。
遺伝子情報が一緒のため筍のように出てくる一方、病気にかかると一気に広がってしまうため、無農薬栽培はとても繊細ということがよくわかります😣
栽培の難しい所は、夏場の成長が早いためこまめに実の成長具合を確認することが大事になり、一方冬場は、温度管理が重要になるとお話されていました。
美味しいバナナを届けるため、季節と同時に変化していく追熟日数を計算して収穫のタイミングを計るのが美味しさのポイント!
実への栄養を考えながら葉っぱの剪定をされていていたり、ひとつひとつ手作業で丁寧に栽培されていることに今回の体験をもって実感しました✨
最後には、「とちおとこのアイスを一緒に食べませんか」と声をかけて下さり、近くのスーパーマーケットへ。
濃厚だけど後味さっぱりなとちおとこアイスはとてもおいしかったです😊
ラフファームさんのこれからの展望
今後の展望についてお聞きすると、代表の豊田さんが「今やっと農家として認められたところなんです」と一言。
現在は兼業農家として会社勤めをしながらのバナナ栽培だが、今後はハウス拡大を計画中とのこと。
バナナ一本で専業農家としてやっていきたいとお話しされていました。
今回ラフファームさんを訪ね、直接お話しを伺い、実際に目で見て体感することの大切さを感じた生産者研修となりました。
スタッフたちは今日学んだことをいますぐにでもお客様に伝えたい!と話していました。「バターのいとこ」や私たちを通じて、とちおとこの魅力はもちろんのこと、生産者さんについても知っていただけたら嬉しいです!
ぜひ、バターのいとこ那須本店でバナナ味を手に取ってみてくださいね!熱くバナナを語るスタッフにも出会えるかもしれません🍌✨
みなさまのお越しを心よりお待ちしております!
研修を通して感じたスタッフのコメント
南国の果物というイメージがありましたが、研修を通して収穫方法や栽培方法を知り、日本でも充分に収穫できる果物だということ、ラフファームさんのバナナに対する思いを知ることができて接客に活かしていきたいと感じました。
販売クルーTさん
バナナが実っている状態はなんとなく想像していたが、実際に見ると木や葉っぱがすごく大きく迫力があった。バナナの栽培方法など知らないことがたくさんあり勉強になりました!
販売クルーMさん
大量生産ではなく無農薬で手間暇かけて作られた、貴重なバナナを使っているという事をお客様に伝えてバターのいとこのバナナ味を食べてもらいたいなと思いました!
販売クルーKさん
こうゆうことも形にしたいを具体的にイメージされていて、何を目指していくのかを明確にして、ひとつひとつ達成させていく力をラフファームさんとお話をしていて感じ、自分も身に着けたいと感じました。
上田圭介
生産者さんの取り組みを知り、実際に目で見て体感することの大切さを感じました。バナナについてお客様に早く伝えたいというクルーさんの思いがとてもうれしくて、また生産者研修をいった大きな意味になりました。
野澤千恵