森の斜面を改善するボサ置き🍂(サステナブルポイント活用レポート 2024年11月号)
こんにちは!田中です。
師走に入りましたね。年末まで駆け抜ける一年になりそうですが、皆さんはいかがでしょうか。
11月の休館日は、このレポートでも何度か登場している「ボサ置き」と、落ち葉ステーションの修理にハーブガーデンの冬支度をみんなで行いました。
森の斜面を改善するボサ置き
久しぶりに行ったボサ置き。初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんので、概要を説明させていただきます。
「荒れてしまった斜面は水が流れ、地面が乾き、浅く根を張る植物(ツルやアオキ)の植生となります。深く根を伸ばすカシなどの樹種が育たず、植生は後退し、さらに荒れていくと森は継続する力を失っていきます。
山を片付けながら行うこの改善は、水や空気の流れをつくり、土地の力を回復させ、ドングリなどの実生が育ちやすい環境にしていきます。
木を伐ったり、草を刈ることだけが山や自然との向き合い方ではありません。土地の状態を読み取り、水と空気の流れを回復させる造作を施し、あとは自然に託していくこと。
自然が自ら回復する力を取り戻すお手伝いをしていくことで、次世代につながる森を育てていきます。」
*解説動画より抜粋:https://www.youtube.com/watch?v=MvIxMfJk-yM
イメージが湧きますでしょうか?
森の中には斜面がたくさんあると思いますが、斜面を水が走るようになってしまっていると、落ち葉が流れ、腐葉土が流れ、土が育たないのでだんだんと森が荒れていってしまうそう。
そんな斜面を見つけて、見よう見まねではありますが、ボサ置きをしていきます。

まずは材料になる枝を森の中から集めるところから。

斜面にシャベルで水平面を作り、作業していきます。

なかなか文章での作業は難しいので、解説動画も合わせてご覧ください!
まだまだ、それぞれに出来上がりがバラついてしまうのですが、手慣れたメンバーは斜面に馴染むボサ置きがつくれるようになってきました。
落ち葉ステーションの修理も完了!

台風で倒れてしまった竹を活用して作った落ち葉ステーションですが、雨風にさらされて竹がボロボロになってきてしまったので、このタイミングでより丈夫な板材に切り替えました。


外した竹も、焼き芋の燃料として最後まで活用しました(笑)

無事完成!女性ばかりのDIYチーム。今回も北海道や大阪からもご参加いただきました。
あとは冬を待つばかり

ハーブガーデンの方も追肥や剪定などの冬支度を。忙しい日々の中、みんな仲良しで、楽しそうです。

冬支度の終わったガーデン。次のガーデン作業は来春に、いとこカフェの方にもハーブを移植して増やしていく予定です。
ポイント報告
最後にサステナブルポイントの報告をさせていただきます。
10月のポイント収支は、
会員売上の1% 166,146spt
追加 166,146spt *spt=サステナブルポイント
支出 244,698spt
残高 2,004,146spt (2024年11月末時点)
でした。支出の内訳は
・ 157,000spt GNの牧場 人件費
・ 44,014spt GNの牧場 飼料代
・ 30,000spt GNの牧場 相談料
・ 13,684spt GNの牧場 備品代
となっています。

作業のおやつに焼きたての焼き芋。最高でした!
写真__松永卓也(GOOD NEWS) & 田中佑資 (Farmers Market Inc.)
テキスト_田中佑資 (Farmers Market Inc.)