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【GOOD NEWS FARM より大切なお知らせ】

2月24日、GOOD NEWS FARMでお世話していた「いとこちゃん(♂・1歳2ヵ月)」が体調を崩し、亡くなりました。

これまでにいとことブラウンに会いに来てくださった方や、これから会いに行きたいと思っていただいていた方、また、毎日のストーリ-で2頭の様子を見てくださっていた方にこのような形でお知らせすることになってしまったこと、とても残念に思います。

いとこはとても人懐っこく、遊びたがりで食い意地も強くて元気な子でした。
成長して300kgに体重が増えて大きく成長したものの、やっぱり子供らしい表情で見つめてくるのがかわいらしかったのを思い出します。

獣医さんに診てもらいながらできる限りの事を尽くしましたが、
いとこは静かに息を引き取りました。
急なお別れになってしまい本当に寂しく思います。

『”沢山の思い出と経験をありがとう”』

酪農の背景に生まれるオスの仔牛たちのいのちの価値を、観光という入口を通して新しい価値に見出していくことを考え、森と人の関わりをつなぐ牧場として昨年6月にGOOD NEWS FARMをオープンしました。

取り組みのひとつには、「いのちの手ざわりを感じる」をテーマにいとことブラウンの出荷を今年の夏に迎えます。
近隣に牧場がありながらも、最初は出荷という言葉に抵抗があったスタッフたち。
いろいろな意見が飛び交うその過程も、いとことブラウンの価値だと思っています。

「でも乳製品を取り扱う上で背景を知ることは大事。」
「出荷することがかわいそうだなんて発言は他人事になってしまう。」
「食を大切にしている会社だからこそ、しっかり命と向き合いたい。」
「人も牛もお互いのくらしを支えあう関係性であり、大切なのは頂く恩恵に感謝する気持ち。」

スタッフのみんなが向き合おうとしていた最後とは、違う形でいとこの死を迎えることとなり、戸惑いと悲しみが入り混じった複雑な気持ちでした。

いとこの亡骸には価値を与えてあげられなかったと思いました。
いとこを亡くしたことで牧場としての責任も重く受け止めました。

ですが同時に、牧場の大変さや複数の命を管理していく難しさを痛感して、
普段の食卓に乳製品が当たり前に並び、おいしく頂くことができている事がとても難しいことであり貴重だと、とても有難いということも身に染みて感謝が溢れました。

この子達が生まれてきてくれなかったら私たちは牛乳を頂くことはできないでしょう。
この子達がいなかったら食の有難みを体感することはできなかったでしょう。

いとこから大切な学びをもらっていました。
そして、牛たちの命を預かる私たちの責任感はより強くなりました。
いとこがくれた学びや経験を大切に、より良い牧場にして前に進みたいと思います。

『”ブラウンは元気です!!😭”』

残されたブラウンは、いとこがいないとわかった時から体調が不安定になり、1頭にさせておく事ができないため、現在は益子の森林ノ牧場で他の牛たちと一緒に過ごしています。
今では元気になりつつあり、駆け回って他の牛たちともじゃれあっています😂

ブラウンにとって残りの生涯が幸せであるよう、このまま益子で暮らしてもらうことになりました。
そのため、GOOD NEWS FARMは一時閉園とさせて頂きます。
距離は離れてしまいましたが、ブラウンを最後までスタッフのみんなで見守り、お世話していきます。
毎週日曜にブラウンの様子を公式インスタグラムのストーリ-で配信しますので、見守っていてください♪

GOOD NEWS FARMの開園はすぐにやってきます🚩
今年の夏もまた2頭の仔牛たちをお迎えする予定です👏
とてもかわいい子たちです♡
楽しみにしていてください🐮

いろんな学びや体験がGOOD NEWS FARMにあります!
取り組みはSNSやHPのニュースなどで配信しますので是非チェックしてみてください!
これからもGOOD NEWS FARMをよろしくお願いします!

食にまつわるちょっとした体験がありますように☆

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