いよいよ、「自然共生サイト」の申請へ🌳🦉🐞(サステナブルポイント活用レポート 2025年5月号)
みなさんこんにちは!GOOD NEWSの田中です。5月は珍しく天気が冴えなかった印象なのですが、僕の周りだけでしょうか。
諸事情により5月の森の日の活動はお休みに。ですが、いよいよマイルストーンにしてきた「自然共生サイト」の申請に向けて準備が始まったので、その様子をレポートさせていただきます。
いよいよ「自然共生サイト」申請へ

GOOD NEWSでは、那須の施設に隣接する森を「自然共生サイト」に登録することを一つの目標に活動を続けてきています。
自然共生サイトは生物多様性の維持や回復に務めることで、ネイチャーポジティブ(生物多様性を回復させて自然にとってポジティブな状況)を生み出すことを目的にした、国際的な枠組みの一つです。
那須の森の一角に、GOOD NEWS NEIGHBORSがオープンしたのが2022年7月のこと。そこから売上の一部を使って、模索しながら取り組みを続けてきたことの、一つの集大成のように位置付けています。
希少な生きものが暮らしていました

GOOD NEWS NEIGHBORSを衛星写真で見ると、敷地のほとんどが森に覆われています。
広葉樹が多くを占めている森は、元々は里山林として活用されていたのだと思うのですが、GOOD NEWSが来る前には放置林になってしまっていたそうです。
活動を始めてから、AIの力を借りながらも自分たちの手で、この地に住んでいる生きものたちの調査を行い、リスト化してきました。(専門家である立教大学の奇二正彦先生のお力もお借りしています)

結果、この写真のニホンアカガエルのように、栃木県内で準絶滅危惧種に指定されているような生きものが複数種類、この森に暮らしていることも分かってきました。
みんなの力で、「自然共生サイト」に

この1ヶ月は、これまで奇二先生のお力を借りながら進めてきた調査と保全活動のデータ、そして今後の維持・保全の計画をまとめながら、「自然共生サイト」の申請書作成を進めています。
「自然共生サイト」の申請は、ゴールではなくて、むしろスタートラインに立つようなものだと思っています。
加えて、実は私たちには夢があるんです。
これまでコツコツと休館日を使って活動を続けてきたのですが、この活動を一緒に楽しんでくださるお客様と力を合わせながら進めていく、ということです。
その第一歩として、6月29日に立教大学の奇二先生を那須にお招きして、ワークショップを開催します!
『みんなでGOOD NEWSの森を「自然共生サイト」にしよう!生きもの観察+おやつ付き』
楽しい生きもの観察に、、、何とGOOD NEWSのいろんなお菓子が食べ比べできるおやつ付き!!
もちろんお子様の参加も大歓迎です(小学生以上でしたらお子様だけでも参加可能です)
楽しいこと間違いなしですので、是非是非ご参加ください。
サステナブルポイント報告
最後にサステナブルポイントの報告をさせていただきます。
5月のポイント収支は、
会員売上の1% 246,507spt
追加 246,507spt *spt=サステナブルポイント
支出 357,500spt
残高 1,262,748spt (2025年5月末時点)
でした。支出の内訳は
・ 357,500spt OECM申請書及び計画策定
となっています。
この活動も早いもので、丸3年。活動自体もより持続可能になるように、体制や枠組みの整理も進めていっています。
写真_ 田中佑資 (Farmers Market Inc.)
テキスト_ 田中佑資 (Farmers Market Inc.)