🧀「チーズとホエイの祭典 vol.3」今年もたくさんのご来場ありがとうございました!

こんにちは。実行委員長の山川です。
チーズとホエイの祭典からあっという間に1週間が過ぎてしまいました。
今年のチーズとホエイの祭典は2日間で約5200人の方が那須に集まり、出店者とお客さまとの会話があちこちで交わされた楽しい2日間でした。
チーズとホエイの祭典にお越しのお客さま
ご出店頂いたチーズ工房や飲食店の皆さま
ボランティアでお手伝い頂いた皆さま
イベントにご参加下さいまして誠にありがとうございました。


私自身は森林ノ牧場というジャージー牛を飼育する酪農の牧場を経営しています。
酪農家にとって、皆さんがチーズやホエイの美味しそうな料理を囲み、ワイン片手に楽しそうに食事をしている様子を見れることは「酪農家冥利に尽きる」嬉しい二日間でした。
森林ノ牧場では酪農家の役割を「牛の価値を高めること」と考えています。
牛は草食動物で僕らが食べられない草をミルクにしてくれますが、ミルクから美味しい乳製品を作ることや、乳製品を食べるシーンを作ることも酪農家の役割の一つ。
また、チーズの副産物ホエイを捨てずに使い切り、美味しく活用する挑戦も「牛の価値を高める」ことの一つだと思い、取り組んできました。
日本の酪農文化はヨーロッパに比べればまだまだ浅い(とはいえ100年以上!)のですが、日本らしい乳文化は日々発展していき、世界のチーズコンテストでも日本のチーズは注目されています。
副産物ホエイに対しても、ブラウンチーズを作ったりホエイドリンクやホエイを使った料理が少しずつ認知され、「ホエイ」という言葉も定着しつつあります。
チーズとホエイの祭典に来ると
入り口でホエイが飲めて
ホエイを使ったリコッタ作りを体験でき
ホエイを使った料理や飲み物があちこちで当たり前に提供され
ホエイから生まれたあたらしいチーズが販売されている
というように、世界のどこよりも先進的なホエイの取り組みをしている自信を持って今年も開催することができました。




小さい規模のイベントかもしれませんが「ホエイの価値を高める」という大きなチャレンジをするために、来年もまた楽しいチーズとホエイの祭典を開催したいと思います。
皆さまどうぞよろしくお願いいたします!
