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マテリアリティ[重要課題]を考える(サステナブルポイント活用レポート 2023年3月号)

こんにちは!GOOD NEWSの田中です。新しい出会いと別れのある4月。僕も引っ越しをして新しい生活をスタートしたのですが、皆さんはどんな新年度の始まりだったでしょうか。

今回は「マテリアリティ(重要課題)」がテーマ

3月のGOOD NEWPSでは、全館休館日を使って、2回目になるPizza 4P’sさんによるサステナビリティ・ワークショップを開催しました。

前回は「サステナビリティって?」「4P’sではどこから始めて、どんな取り組みをしているの?」という、将来に向かってのイメージを吸収する時間でしたが、今回からは「自分たちはこれからどうしていくか」を考える時間です。

マテリアリティ(重要課題)って?

しかし、一口にサステナビリティといっても対象は幅広く(例えばSDGsもゴールが17個ありますね・・・)、経済的にもサステナブルでなければ企業自体が存続できないので、サステナブルなあり方も、会社ごとに微妙に異なるもの。

とはいえみんなが点でバラバラに活動していては取り組みも加速されないですし、一つの企業で広範なサステナビリティの知識をカバーして活動に落とし込んでいくのは限界があるため、みんなの参考になるように、サステナビリティに関してのいくつかの国際的なフレームワークが出てきています。

そこで最初の方に扱われることが多いのが、「マテリアリティ(重要課題)」を明らかにするということです。

私たちは「マテリアリティ=組織が幸せに続いていくにあたり、経済、環境、社会にとっての課題が重なる、重要な課題のこと」だと認識しています。

調べてみるとマテリアリティについてもいろんな決め方があるようですが、今回私たちはPizza 4P’sさんに習って、マテリアリティマップ(マテリアリティマトリックス)という図を使って整理していくことにしました。

この図の中では、一方の軸に「自社(経営)にとっての優先度」を取り、もう一方には「ステークホルダー(従業員やお客様、取引先や株主など関わるコミュニティ)にとっての優先度」を取り、それぞれの優先度に沿って課題を配置していきます。

この中で右上にくるものが、自社にとってもステークホルダーにとっても重要な課題=マテリアリティになります。

マップの中に配置していくにも重要課題のリストが必要ですが、今回GOOD NEWSでは、同じく食を中心にした会社であり、そもそもの課題意識が似ているところもあるPizza 4P’sさんの課題リストを候補としてそのまま使わせていただきました。

*重要課題の候補については、国際的なフレームワークの中で、産業毎の例を出してくれていて、例えばこのページからいくつかの産業の日本語訳もDLが可能です。(最初英語が出てきますが下にスクロールしてみてください)

GOOD NEWSのマテリアリティを考える

マテリアリティについての基本をインプットした後は、以下の質問を個人で考え、グループでディスカッションを行いました。

この質問、皆さんが所属する会社やチームに置き換えてみると、いかがでしょうか?「何が重要なのか?」って、(文字通り)重要なことのに、意外と全員の認識がバラバラだったりするものです。それではせっかくいろんな行動をとっても、エネルギーが分散してしまうもの。

フレームワーク自体の情報量も多く、自分たちだけで考えていくのは大変ですが、同じ業界の上場企業が発行している「統合報告書」というのを検索すると、いろんな事例が出てきますので、よかったら参考にしてみてください。

次回はいよいよ最終回、マテリアリティの具体化へ

次回、最後のワークショップを経て、GOOD NEWSのマテリアリティマップを定めていきたいと思っています。

その前に、「ステークホルダー(従業員やお客様、取引先や株主など関わるコミュニティ)にとっての優先度」を知るために、皆さんにアンケートを取らせていただきました。

この記事を書いている時点ではすでに締切(3月31日)が過ぎてしまっているのですが、なんと、GOOD NEW公式アプリを通じて240名弱ものお客様が「個人的にどんなことに興味があるか」と「GOOD NEWSに期待すること」について、ご回答くださいました。この場を借りてお礼を申し上げたいです。本当にありがとうございました。

果たしてどんなマテリアリティが見えてくるのでしょうか。詳しくは次回以降に、レポートさせてください。

今月のサステナブルポイント報告

最後に今月も、3月分のポイント報告をさせていただきます。ありがたいことにGOOD NEWSも東京にも店舗が増えてきており、那須以外でも皆さんとの繋がれる機会が出てきています。

3月は、

 会員売上の1% 288,433spt

 リユースカップからのポイント -1,000spt

 合計287,433spt *spt=サステナブルポイント

というポイントです。公式アプリは東京の店舗でもご利用いただけまますので、ご利用の際はぜひアプリの会員証をかざして、サステナブルポイントを貯めてくださいね。

*会員売上の1%:公式アプリの会員証をかざしてお買い物いただいた金額の1%
*リユースカップからのポイント:1000円のデポジットをいただいて、返却されなかった場合は1000円から制作原価を引いた差額を新たなポイントとして循環させてもらっています

それでは皆さん、短い春を楽しみましょう!今月もよろしくお願いいたします。

写真_ 田中佑資 (Farmers Market Inc.)
テキスト_田中佑資 (Farmers Market Inc.)
講義資料_益子陽介・益子早苗(Pizza 4P’s)

APPLICATION

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アプリをダウンロード&会員登録でGOOD NEWSでお買い物すると、サステナブルポイントがお買い物額の1%貯まります。貯まったポイントを、GOOD NEWSの取り組むサステナブルアクションに運用させて頂くことで、皆様の日々のお買い物を「持続可能なまちづくり」に繋げていきたいと考えています。

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ご利用はすべて無料です。

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